甲斐駒ヶ岳 〜黒戸尾根〜

黒戸尾根  一日目 竹宇〜5合目小屋泊 二日目 5合目〜頂上〜竹宇

2967 m  2002/9/14~15  雨 曇/雨  3名

スギタケやナメタケの宝庫 無人の5合目小屋 八合目の鳥居 八合目から鳳凰
ガスの中の山頂 北沢からの人出 信仰の山を伝える 旧道の粥餅石
       
念願の黒戸尾根。気合が入る。
登山口で同行者の友人に合い、5合目まではキノコ山行になった。
その方は山のこと、もちろんキノコも玄人でこの山にたくさんのシロがあるらしい。ナメタケはこれでもかという量で晩ご飯を賑わせた。それに加え同行者の背負子には食材ぎっしりのダンボールが積んである。「今日はお祭りだから。」と小屋では何でも食すことができた。この程度の山行は背負子を担いで上がってお遊びみたいなものということなのだ。いかにも山男である。
5合目からの登りは平均傾斜30度近くのきついものだ。8合目では行程唯一の展望であった鳳凰山がわずかな時間見えた。結局この時以外は期待していた白根、仙丈、鋸あたりはガスの中で見えずじまいだった。珍しかったのは、山頂にあと数歩という時にライショウが2羽いたことだ。頂上には北沢から来た登山者がごったがえし、向こうの方は行列ができていた。
帰りはピストン。横手・白須分岐は往路とは違い旧道を行く。確かに道はあるが笹に埋もれわかりづらい。私一人では選択しないだろうルートだが、粥餅石や水場があり楽しい。

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