王岳
OUTAKE 1623 m 2002/2/23 曇 パーティ3名
根場〜鍵掛峠〜王岳〜鍵掛峠〜鬼ヶ岳〜節刀ヶ岳の予定。 西湖に面する村、根場からの登山。この根場とは、山梨県内では忘れられない雪崩の大惨事があった場所。そういう歴史的な出来事を登山によって考える意味があると思う。 稜線に出るまでは雪は思った以上になく、順調に高度を稼いでいく。峠から山頂までの稜線上は踏み固められアイスバーンになっているところもあるが、アイゼンは使用せず。途中、根場の村に雪崩が起きただろう斜面を見下ろし、「こんなところで雪崩が起きるものなのか。」と驚く。数ピークを超え王岳山頂に到着。頂上は南向きで日当たりがいいのだろう、雪はほとんど残っていない。 同行者はやはり、歩き上手でペースも速い。頂上に着いた頃にはすでに疲労困ぱい。いよいよどんより雲で体も冷える。気持ちを高める眺望もない。富士山頂がかろうじて雲間から顔を出す。標高1600mちょっとの王岳から眺めると、やはり富士山は高いんだなと感じる。さて、そんなわけで峠に戻り、もう鬼ヶ岳方面へ行くことに気持ちが乗らない。吉田うどんを食べたいなということになり、このまま下山すれば、どこかの吉田うどん店に行けるだろうということで下山を決定。 ということで鳴沢の「風林」という店へ。旨くて量が半端ではない。大満足である。上九の湯により帰宅。 |
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