七面山
SHICHIMENZAN 1989 m 2003/3/21~22 曇 3名
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明るいうちから宴会 | 敬慎院入り口 | 大迫力のガレ場 |
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向こうには笊ヶ岳 | 残念ダイヤモンド富士 | 標柱を掘って |
前日に登山口付近の河原でテント泊。宴会である。 朝3時に出発、ダイヤモンド富士を見る予定だ。この七面山は彼岸に富士山の真上から日が昇る。例年、信者や登山者、カメラでごった返す場所らしい。しかしこの日は曇りの予報。山道は敬慎院まで50町目に区切られている。20町目くらいから、凍った道になりアイゼンをつける。敬慎院までは人に会わなかった。ご来光客も前日に登って上で宿泊しているのだろう。山頂近くは登りながら富士が見えるので、いつご来光がきてもいいように見守る。敬慎院に着くと、未だに富士の頭は雲に包まれている。あたりはもう明るいが、富士からの日の出なので時間差があるだろうと、期待を込めまだかまだかと待つ。敬慎院から出てきた人に聞くと6時に日の出らしい。すでに6時はまわっている。残念だが今日は無理だったようだ。 気を取りなおし、まだ七面山頂上が待っている。そのまま深い雪道になるわけだが、大勢の人がはいっているのだろうトレースはばっちりだ。山頂からは笊ヶ岳が見える。こんなに笊が見えるのはこの方面からならではのものだ。後ろには赤石、悪沢がちょこっと顔を出していた。喜望峰という場所にも足をのばしたが、こちらは人がはいっておらず、ラッセルに苦しめられ途中で引き返す。帰り道は白装束の信者100人の列に遭遇。信仰の山を感じた。 |